家づくりの流れ

家づくり計画


【プラン・設計】
まずは、敷地の状況について
正確に把握しておく必要があります。

土地の方位や地形、
建築基準法やその他の関連法令等の制限、
地盤、周辺環境、境界の位置などを確認します。

次に実際の生活を想定したうえで、
そこに家を建てたとき

町並みとのバランス、隣家とのプライバシー、
日当たり、風通し等

敷地からそれらを読みとり
家の中の配置を分けてみます。

この際、動線が深く関わってくるので、

水回りを1ケ所にまとめ
家事のラインを短くし、使い勝手をよくする事や

将来の動作の変化に備え、
バリヤフリーの観点から移動する際に

不便を感じない部屋の配置にするなど
ライフスタイルに合わせたものにします。

また、建物の配置も重要なポイントなので
敷地のどの位置に配置するかによって、

光の採り入れ方、、駐車スペース、
庭の広さ、通路等も変わってくるため、

トータルに考えておくのがよいでしょう。

これらの配置が決まったら、
家電、家具、コンセント等の位置や寸法も決めておきましょう。

家具、冷蔵庫、洗濯機等
大きなものを入れる際、

「後から入らない?!」ということがないようにしましょう。


【見積り】


プランが確定したら、
詳細の見積りを取ります。(規格化されているものは除く)

この時、外部仕様、内部仕様、設備仕様が、
予算内におさまるかどうかを重点に、

その項目の金額を一つ一つ分かりやすく提示してもらいます。

仮に予算をオーバーした場合は、
見直す必要があるので、

あまり重要でない部分にはお金をかけず、
自分が本当にこだわりたいところのみ予算をかけ

尚且つ品質(素材自体の価値)を維持しながら
予算を調整する方法として以下の3つの方法があります。

●面積(坪数)を減らす!
●屋根、外壁、サッシ窓、住宅設備品のグレードを下げる!
●複雑な構造、デザインではなくシンプルにする!


【資金計画】


その1…土地、住宅を取得する際の総費用を確認します!

土地購入費
●土地価格 ●仲介手数料
●売買契約印紙代
●登録免許税(所有権移転登記)
●不動産取得税 ●固定資産税(日割り計算)
●司法書士への報酬(所有権移転登記)

建設費
●建物価格(本体/付帯工事)●工事請負契約印紙代
●登録免許税(所有権保存、移転登記)●不動産取得税
●司法書士への報酬(所有権保存、移転登記)
●古家解体費用(建替えの場合)
●土地家屋調査士への報酬(建物表示登記/滅失登記)

住宅ローン利用時の諸費用
●金消契約印紙代 ●つなぎ融資印紙代、金利
●融資手数料 ●物件検査手数料
●保証料 ●団体信用生命保険料
●火災保険料 ●登録免許税(抵当権設定登記)
●司法書士への報酬(抵当権設定登記)

その他費用
●地震保険料(任意加入)●水道加入金
●仮住まい費用 ●引っ越し代
●粗大ごみ処分費用 ●電話移設費
●家具、家電製品、カーテン
●地鎮祭、上棟式、近隣挨拶

その2…住宅を取得後、継続的に必要な費用を把握します!

固定資産税・・・(原則年4回)
都市計画税・・・(原則年4回)
地震保険料・・・(契約期間満了時)
団体信用生命保険料・・・(毎年)
住宅の点検及び補修のための積立・・・(任意)

その3…支出計画を立てます!

住宅ローンを組む場合、
安心なライフプランを実現するために将来を見据え、

「いくらまで借りられるか?」ではなく
「いくらなら無理なく返せるか?」

を考えて計画的な支出計画を立てる必要があります。

その時に、
金利や返済額ばかり

に目を向けがちですが
長い返済期間を考えると、

子供の教育費の増加や結婚、
住宅の修繕費用、ご両親の介護、

各保険料の支払い、住宅以外の自動車ローン等の支払い、
一時的な支払い(病気や事故、車、電化製品、家具等の購入)等

様々な出費がある事を忘れてはいけません。

住宅ローンで不動産を購入する際は、
後悔しないためにも、

将来のライフサイクルを見据えて、
自分にあった無理のない返済計画を立てましょう。

簡単に融資額、返済額を計算したい、
住宅ローンの総返済額を比較したい、
ライフイベントを踏まえた資金計画をしたい場合等は、

こちらの 住宅ローンシミュレーションをご利用ください。


【契約】


1.請負金額 …見積書の金額と合っているか。

2.支払い方法 …現金決済/ローン決済のどちらか、またその支払い時期と金額。

この時支払い方法が、
ローン決済になる場合で、

融資が下りるまで待ってもらえない時、
「つなぎ融資」を受ける事になるので、

新たにその分の金利や契約書印紙代の負担が増える事になります。

また支払い時期と金額については、
施工会社とよく話し合い、

できるだけ資金調達スケジュールとの兼ね合いを
考慮してもらったうえで契約書に記載します。

「つなぎ融資とは」 ・・・ 住宅ローンを申し込んだ金融機関から
融資金が下りるまでの間、別の金融機関から一時的に借りるローンの事。

住宅ローンは、
建物に対して抵当権を設定するので、

完成するまで、融資が実行されません。

しかし、建築会社に対しては
契約時、上棟時、引渡時の3回に分けて、

請負金額の支払いをしなくてはならず、
その間、住宅ローンとは別のローンを

一時的に組んで支払いに充てるのが一般的です。

まず、つなぎ融資で建築会社に支払い、
建物完成後、自分の名前で登記を済ませ、

その建物を担保に住宅ローンを組んで、
融資が実行されたら、つなぎ融資を返済します。

ローン決済の流れ ローン決済の流れ

3.工事請負契約約款… 瑕疵担保責任の保証内容についての記載があるか?

契約通りに工事が終わらなかった場合や、
逆に支払いを行なわなかった場合の違約金の支払い
紛争処理機関の申立先などの確認をしておきます。

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