通気断熱WB工法

通気断熱WB工法 解説動画!







■こうして通気断熱WB工法は誕生しました…
住宅が容器にかわってしまった
高気密、高断熱住宅の普及によって

シックハウス症候群が深刻さを増していった1990年代。


シックハウス症候群の正体は,
家を建てる際に使われる


建築資材に含まれた
化学物質や家具等が原因で引きおこされます。


個人差はありますが、
体内の許容量を超えた時に症状が現れ始めます。


人によって様々な症状が出るため
明確にシックハウス症候群と診断されない場合もあります。



■それに伴い2003年7月 国は24時間換気システムの
義務化を決定しました!
「24時間、機械換気に頼らなければ健康に
住むことができないんだろうか?…」

「ちゃんとした効果はあるんだろうか?
それで万全なのか?…」


とそんな家づくりにずっと疑問?を持っていました。


「住む人が健康で安心して暮らせる家だったら…」

そんな想いから通気断熱WB工法の開発につながりました…



■なぜ通気断熱WB工法にこだわるのか!?
通気断熱WB工法は
木造建築(代表的な法隆寺等)と

現代の知識社会で発見した
新しい技術を融合した家づくりです。


歴史的にみても長い経験から得られた
土台がしっかり築き上げられています。


その特徴は、
電力を一切使わない形状記憶合金を
通気口の自動開閉装置に組み込み、


病気しないための換気と冷暖房費をおさえる断熱性を
24時間自動でコントロール!


家自ら環境に適応し、
温度と湿度のバランスが保たれるしくみになっています。


冬寒く夏暑い…断熱及び気密性が低い!
結露…湿度が高い!
化学物質やにおい…屋外へ排出しない!


といったすべての問題は
人でいう皮膚呼吸や気管支呼吸を
止められていたことが原因です。


人体にたまった熱や老廃物などは
きちんと外に排出しなければなりません。


医療で例えるなら,生命維持装置的な
人口呼吸器(自発呼吸が消失しているため)に頼る事なく


病気しない長生きできる家を
維持できるのは(※下記の測定実験)でも証明しています。


※測定実験の結果、 驚きのホルムアルデヒド濃度が…
【データ信州大学より】


実験棟を2棟つくり(気密住宅及びWB工法住宅)
室内にホルムアルデヒドを充満させて時間変化を測定しました。


どちらとも24時間換気は使用せず測定した結果
時間経過によってホルムアルデヒド濃度はどちらも下がるものの、


WB工法の減少率は高く,さらに国の定める
濃度評価基準(HCHO濃度)である 0.08ppmも下回ります。


機械換気を使用していない状態で
ここまでの結果を出せたのは、

WB工法が「とても理にかなった仕組みである!」ということ!





約48 時間後には厚生労働省の 指針値(0.08ppm)以下に

下がっている事が確認できます。


ビニールクロスを使用した室内では、
ホルムアルデヒドが室内にこもり

濃度が下がっていく事はありません。


このような状態では

ックハウスの危険性があるため、
24時間換気を常に回しておく必要があります。


■24時間換気の義務化で全て解決? …のはずが対策は不十分!!

高気密高断熱住宅の救世主として、
24時間換気が登場するのですが…

「実は、部屋のほぼ70%がよどんでいます!」
長い目でみれば
機械の故障、メンテナンス、フィルター交換、


ダクト内の汚れによる空気汚染を招いたり、
良質な空気環境を守る万全な対策とは言えません。


また換気をすることで、
せっかく暖めた室内の空気を


無駄に捨ててしまう事になり、
省エネ効果を半減してしまいます。

(換気システムの構造例)



■全国で初めて大臣認定を取得した結果…
国土交通省シックハウス対策法建築基準法施行令
第20条の7認定番号RLFC-0001

を取得したことで、


四季を通じてホルムアルデヒドの
室内における数値が厚生省の指針より低い場合は、


適用除外になるという特例です。


つまり価格は高い、不要な

メンテナンスや熱ロスも多く、
地球温暖化には決してプラスにならない

24時間換気システムや、
F☆☆☆☆建材の使用について


義務づけがなくなるというもの!


■省エネ等級4取得で最高ランクの断熱性を実現!
最高ランクの この基準は、
住宅の品質確保の促進等に関する法律

(平成11年法律第81号)


に基づく評価方法基準(平成13年国土交通省告示第1347号。)
省エネルギー対策等級に定められている等級4の基準であり、


住宅を断熱材で包み込むことにより、
従来よりも高い水準の

断熱性を実現するためのものです。


通気断熱WB工法の断熱材については、
下記のミラフォームラムダ

を標準仕様としております。

断熱材ミラフォームΛラムダ
(熱伝導率0.022W/m・K) の主な特徴


(基本物性と比較)

1.超高性能な断熱材…
熱伝導率0.022W/m・K(JIS測定条件)を実現。
吸水性が低く安定した性能を発揮します


2.環境・健康・安全対策 …
ノンフロン・ノンホルムアルデヒド・4VOC基準に適合。


3.優れた機械物性…
曲げ強度(靱性)に高い性能を発揮。



■大切なのは、湿度のコントロール!
温度と湿度の関係性について
例えば夏、室温が同じ場合でも


湿気が「多い」 と「少ない」

とでは体感温度に差が出ます。


冬場に結露が発生するのも、
温度と湿度のバランスに原因があるからです。


そこで、温度と湿度の関係性に着目し、
湿度を上手にコントロールすることで



国の定める濃度評価基準値0.08ppm以下

になる空間を実現させています。

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