よくあるご質問
透湿クロスは一般に市販されているのですか?
WB工法で使用する透湿クロスは、
WB工法専用クロスとなっています。
一般にも透湿クロスは販売されているのですが、
透湿度が正確でない物もありますので、
必ず透湿試験の数値を確認する必要があります。
※WB工法専用クロスは、全て透湿度試験を行っております。
形状記憶合金は錆びないのですか?
形状記憶合金はチタンとニッケルでできているため錆びません。
形状記憶合金は何年もつのですか?
形状記憶合金の可動耐久試験は
10万回行い劣化無しという結果を受けております。
例えば、1日に2回可動した場合、
1年で730回、10年で7300回、100年で73000回となります。
24時間換気をしなくても大丈夫なのですか?
WB工法は、
壁の透湿作用と壁体内の通気効果で
室内の化学物質を
厚生労働省の基準値以下に下げることができます。
したがって、換気が止まっていても
化学物質の濃度が高くなる心配はありません。
しかし、建築基準法では、
0.5回/hの換気を義務化していますので、取付けは必要です。
WB工法は換気システムに頼った住宅
ではありませんので、
高額な換気システムを付ける必要がなく、
できるだけ簡易的な換気設備で大丈夫です。
WB工法は通気層がありますが、通気層が伝達管になり各部屋に音がつたわりませんか?
通気層がある以上、
音の伝達が全くないとは言い切れません。
しかし、どの住宅でも
間仕切壁は空気層になっていますので、
それほど大きな違いはありません。
今のところWB工法で建てた家で、
音が多きいなどの問題は発生しておりません。
冬通気層が閉まった場合、壁体内結露は起こしませんか?
冬は木材と壁の調湿作用で
壁体内の湿度を調節しています。
(40坪の住宅の場合、木材で2トン、壁で1トンの調湿能力があります)
また、冬通気部材が閉まった状態でも
約10%の通気を確保しており、
この通気により壁体内の湿気を少しずつ逃がします。
湿気が逃げるということは当然、
熱も逃げるということになりますが、
通気による熱の損失量はQ値に換算すると
0.06W/m2Kとなり、
非常に小さな値で建物の温熱を損なうことはありません。
エアコンの冷気が壁体から逃げてしまい、エアコンの効きが悪くなりませんか?
WB工法は、
壁の透湿効果と壁体内の気流で
室内の除湿効果を高めています。
したがって、ビニールクロスを使用した建物に比べると
室内の湿度を低く保つことができます。
これにより、エアコンを使用した際の
除湿エネルギーを減らすことができ、
エアコン効率を上げることができます。
実験棟調べでは、透湿壁の建物とビニール貼りの建物では、
除湿にかかるエネルギーを50.6%減らすことができ、
エアコンの総体的なエネルギーも14.3%削減することができます。
(東京都の気象条件によるシュミレーション結果)
シンプルな家と複雑な家で性能は変わるのですか?
家の形によって性能が
大きく変わるということはありませんが、
開口部の方角や、周辺環境など
(南面が駐車場でコンクリート打ち)によって、
住み心地は変わってきます。
建物の性能は、数字だけでは判断できません。
地域の気候風土を良く知っている工務店と
良くご相談の上、建物の形状や間取りを決めてください。
WB工法で建てると坪当たりいくら高くなるのですか?
WB工法は規格住宅ではありませんので、
断熱材の仕様や構造用パネルの使用によって坪単価は変わります。
お見積りは無料ですので、お気軽にお問合せ下さい。
透湿壁は特殊な構造をしているのですか?
透湿壁といっても、
一般に販売されている石膏ボードに透湿クロスを貼ったり、
珪藻土や漆喰などの自然素材を塗った簡単な構造です。